―――― 発売も直前となりまして、開発お疲れ様でした。今回のお仕事はどうでしたか?
ずっと1人でやっていたんで、こういう共同作業の難しさってありますよねぇ。
マンガとか自分だけでやっていた時は、1度仕上げた物も気になっちゃえば後で直したりしちゃうんですが、
そういうわけにもいきませんからね。

グラフィッカーさんの作業を止めて線画に修正を入れるなんて事は、ちょっとできませんから。
逆にいい刺激になる部分も多かったですね、自分では思いつかない「へぇー、これいい」みたいな。

いろいろ勉強になりましたね。
―――― 初見だと読み方にちょっと戸惑うお名前ですが、実は由来みたいなものがあったりしますか?
(つきなか)を音読みすると……前にやってた同人サークル名になります。
ルーンロオドの原画をやった今中さんから一文字頂いたわけではないです。(笑)
―――― 絵を描き始めた時期っていつぐらいなんですか?
アニメとかは好きだったので、高校の時くらいからノート用意して描き始めたんですよ。
そのあたりから同人誌とかの存在を知って「同人誌やってみよう」みたいな話になるわけですよ。
地方だったんで30〜40サークルくらいの小さなイベントに出たりしてました。

上京して絵を描くペースは落ちましたが、昔の繋がりで知り合いとかマンガの持ち込みなんかをやっている人とか多くて、
その中で今中さんとも出会った訳ですよ。
―――― では、その中で自然とプロを志した感じでしょうか?
今中さんのお手伝いなんかをしているうちに「編集の人を紹介してあげるからマンガ描いてみたら?」って言われて、
調子に乗って描き始めたのがきっかけですねぇ。

気付いたらプロに(笑)
―――― 色々と興味深いお話をありがとうございました。
それでは、発売を心待ちにしていただいているユーザーさんへ一言お願いいたします。
今出来る限り全力で描きまくりました。是非多くの皆様に楽しんで頂ければと思います。よろしくお願いいたします!