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ハモが嫌いな女子なんていません
一杯飲んだ後の甘い物は格別ですな。PONSUKEです。
鱧は七月に旬を迎える。
脂の乗った身は驚くほど上品な味わいで、
京の祇園祭には欠かせない食材なのだ。
丹念に骨切りを施し皮一枚を残した白身を、湯引きしたのちに、
氷水でしっかりと締める。
「鱧の落とし」と呼ばれる調理法で、
最後の冷やしが足りぬと身はぼろぼろと崩れてしまうのだ。
湯引きの湯はそのまま良い出汁になり、これを用いて作った雑炊がまた、
「妙に、うまい……」
のである。
記入者
PONSUKE@グラフィッカー
2008年7月15日(火)
No.31
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